週明け24日の香港市場でハンセン指数は大幅に続落して始まった。指数は寄り付きで心理的節目の16000ポイントを下抜き、マイナス圏で軟調に推移している。中国の「ゼロコロナ」政策による景気の冷え込みが懸念されているほか、米ナスダックが一部中国企業の上場後の暴騰・暴落を調査するため、少なくとも4社の小規模な中国企業の上場作業を停止させたと伝わったことも嫌気されているもよう。

　指数は日本時間午前10時41分現在、前営業日比2.14％安の15863.42ポイントで推移している。個別では、テンセント（00700）や美団（03690）、JDドットコム（09618）、アリババ集団（09988）などIT株が大きく売られて指数を押し下げているほか、龍湖集団（00960）や海底撈国際（06862）の下落も目立つ。半面、中電控股（00002）や長江インフラ（01038）が買われている。

上海総合指数
　始値：3034.75ポイント
　前日比：-4.18ポイント
　騰落率：-0.14％

上海B株指数
　始値：293.06ポイント
　前日比：-0.18ポイント
　騰落率：-0.06％

深セン成分指数
　始値：10908.74ポイント
　前日比：-10.23ポイント
　騰落率：-0.09％

深センB株指数
　始値：1135.37ポイント
　前日比：-0.27ポイント
　騰落率：-0.02％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3727.92ポイント
　前日比：-14.97ポイント
　騰落率：-0.4％

ハンセン指数
　始値：15894.75ポイント
　前日比：-316.37ポイント
　騰落率：-1.95％

中国企業指数
　始値：5387.22ポイント
　前日比：-130.22ポイント
　騰落率：-2.36％

レッドチップ指数
　始値：3295.42ポイント
　前日比：-11.70ポイント
　騰落率：-0.35％