香港証券取引所は21日、上海市場との相互株式取引「滬港通（上海・香港ストックコネクト）」の同日の統計を発表した。うち、香港株に投資する「港股通（滬）」（上海コネクト・サウスバウンド）の取引状況は次の通り。

■港股通（上海→香港）
　　当日の売買代金：54億9282万HKドル
　　買い代金：43億4335万HKドル
　　売り代金：2508億4700万HKドル

■当日の売買代金上位10銘柄

1 テンセント（00700）
　　売買代金：975百万HKドル
　　買い代金：668百万HKドル
　　売り代金：307百万HKドル

2 李寧（02331）
　　売買代金：480百万HKドル
　　買い代金：302百万HKドル
　　売り代金：179百万HKドル

3 チャイナ・モバイル（00941）
　　売買代金：403百万HKドル
　　買い代金：214百万HKドル
　　売り代金：189百万HKドル

4 快手科技（01024）
　　売買代金：397百万HKドル
　　買い代金：183百万HKドル
　　売り代金：214百万HKドル

5 美団（03690）
　　売買代金：380百万HKドル
　　買い代金：273百万HKドル
　　売り代金：107百万HKドル

6 薬明生物技術（02269）
　　売買代金：334百万HKドル
　　買い代金：182百万HKドル
　　売り代金：152百万HKドル

7 安踏体育用品（02020）
　　売買代金：257百万HKドル
　　買い代金：216百万HKドル
　　売り代金：41百万HKドル

8 信達生物製薬（01801）
　　売買代金：236百万HKドル
　　買い代金：148百万HKドル
　　売り代金：88百万HKドル

9 CNOOC（00883）
　　売買代金：211百万HKドル
　　買い代金：92百万HKドル
　　売り代金：119百万HKドル

10 中国建設銀行（00939）
　　売買代金：185百万HKドル
　　買い代金：42百万HKドル
　　売り代金：144百万HKドル

　香港証券取引所は21日、上海市場との相互株式取引「滬港通（上海・香港ストックコネクト）」の同日の統計を発表した。うち、上海A株に投資する「滬股通」（上海コネクト・ノースバウンド）の取引状況は次の通り。

■滬股通（香港→上海）
　　当日の売買代金：199億2197万元
　　買い代金：246億9820万元
　　売り代金：2兆6318億4800万元

■当日の売買代金上位10銘柄

1 貴州茅台酒（600519）
　　売買代金：2,173百万元
　　買い代金：790百万元
　　売り代金：1,383百万元

2 隆基緑能科技（601012）
　　売買代金：1,313百万元
　　買い代金：596百万元
　　売り代金：717百万元

3 中国長江電力（600900）
　　売買代金：1,297百万元
　　買い代金：617百万元
　　売り代金：680百万元

4 中国三峡新能源（600905）
　　売買代金：1,100百万元
　　買い代金：610百万元
　　売り代金：490百万元

5 内蒙古伊利実業集団（600887）
　　売買代金：962百万元
　　買い代金：283百万元
　　売り代金：680百万元

6 招商銀行（600036）
　　売買代金：824百万元
　　買い代金：285百万元
　　売り代金：538百万元

7 無錫薬明康徳新薬開発（603259）
　　売買代金：797百万元
　　買い代金：405百万元
　　売り代金：392百万元

8 江蘇恒瑞医薬（600276）
　　売買代金：715百万元
　　買い代金：169百万元
　　売り代金：545百万元

9 中国平安保険（601318）
　　売買代金：672百万元
　　買い代金：137百万元
　　売り代金：534百万元

10 江蘇中天科技（600522）
　　売買代金：575百万元
　　買い代金：378百万元
　　売り代金：196百万元

　21日のNY株式相場は3日ぶりに反発。長期金利の上昇を受けて軟調にスタートしたものの、米連邦準備理事会（FRB）が利上げペースを緩めるとの報道を受けて金利が低下したことや、米国の巨大企業の収益を圧迫するドル高が一服したことが好感され全面高となった。

　ダウ平均は朝方に127米ドル安まで下落後、終盤に785米ドル高まで上昇し、748.97米ドル高（+2.47％）で終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ2.37％高、2.31％高と一日の高値圏で終了。主要3指数がそろって3日ぶりの大幅反発となった。週間ではダウ平均が1447.73米ドル高（+4.89％）、S&P500が4.74％高、ナスダック総合が5.22％高と、6月以来の大幅高を記録した。

　米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が11月の米連邦公開市場委員会（FOMC）で12月FOMCでの利上げ減速を議論する公算が大きいなどと報道したことで、米利上げ減速観測が高まった。米10年債利回りは前日の4.226％から朝方に4.338％と2007年11月以来の水準まで上昇したが、WSJの報道を受けて4.219％で終了した。主要通貨に対する米ドルの強さを示すドルインデックスは一時114ポイント手前まで上昇したが、112.01ポイントで終了し、前日比0.87ポイント下落した。

　業種別では素材の3.46％高を筆頭にS&P500の全11セクターが上昇。一般消費財、金融、エネルギー、資本財、IT、ヘルスケアも2％超上昇した。ダウ平均採用銘柄はキャタピラー、JPモルガンが5％超上昇し、ゴールドマン・サックス、ディズニー、インテル、3Mなども3-4％上昇。一方、決算が嫌気されたベライゾンが4.46％安、アメリカン・エキスプレスが1.67％安となった。