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指数: 15分ディレイ
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21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に3日続落。前場終値は前日比0.17%安の16252.16ポイントだった。中国企業指数は0.23%高の5524.83ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で500億HKドルだった。
ハンセン指数は前日終値を挟んで一進一退する、方向感を欠いた展開。20日の米長期金利の上昇と米株安が重荷となった半面、中国政府が景気てこ入れを目的に新型コロナウイルス対策の移動制限や不動産業向け融資規制を緩和するとの期待が広がった。 個別では、申洲国際集団(02313)が急落。大口顧客である独アディダスの2022年業績見通し下方修正が嫌気された。スポーツ用品メーカーの李寧(02331)も安い。ビール醸造のバドワイザーAPAC(01876)、都市ガスのホンコン・チャイナガス(00003)、宝飾品販売の周大福珠宝(01929)は大幅に続落した。一方、不動産株の碧桂園(02007)、碧桂園服務(06098)、龍湖集団(00960)、中国海外発展(00688)が大幅高となった。製薬の翰森製薬(03692)、医薬品ネット通販の華潤ビール(00291)も買われている。 |
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ハンセン指数
引値:16252.16ポイント 前日比:-28.06ポイント 騰落率:-0.17% 中国企業指数 引値:5524.83ポイント 前日比:12.53ポイント 騰落率:0.23% レッドチップ指数 引値:3303.90ポイント 前日比:27.16ポイント 騰落率:0.83% |
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21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反発。前場終値は前日比0.50%高の3050.18ポイントだった。深セン成分指数は0.03%安の10962.18ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4263億4200万元だった。
上海総合指数は総じてプラス圏で推移した。中国政府が経済の下押し圧力に対抗するため、入境者に義務付けている隔離措置を短縮することを検討しているとの報道や、不動産業向け融資規制を緩和するとの観測が相場を支えたもよう。ただ、中国の景気後退や本土からの資金流出といった懸念が根強いなか、買い一巡後はわずかながらマイナス圏に沈む場面もあったが、下値の堅さが意識されると中盤以降はもみ合いながら上げ幅を拡大した。 セクター別では、風力発電設備が全面高。教育、電力、送配電設備、造船も買われた。半面、半導体、医療サービス、酒造、採掘が下げた。 上海B株指数は0.08%高の294.91ポイント、深センB株指数は0.19%高の1135.99ポイント。 |
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