■ 10月19日（水）
【3Q決算】広匯能源（600256）
【3Q決算】蘇州賽騰精密電子（603283）
【3Q決算】江蘇銀河電子（002519）
【権利落日】中モク高新材料（000657）(中間配当）
【権利落日】中鋼国際工程技術（000928）(中間配当）

　18日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ集団（BABA）が前日比0.56％安の76.34米ドルと反落。中国の検索エンジン最大手、百度（BIDU）は0.42％高の102.29米ドルと続伸した。主な中国関連ネット・IT株の18日終値は次の通り。

　■アリババ集団（BABA）：76.34米ドル（-0.56％）
　■百度（BIDU）：102.29米ドル（+0.42％）
　■トリップ・ドットコム（TCOM）：24.53米ドル（+1.20％）
　■JDドットコム（JD）：44.67米ドル（+0.52％）
　■ウェイボー（WB）：13.60米ドル（-1.81％）
　■ネットイース（NTES）：70.68米ドル（-0.69％）
　■モモ（MOMO）：4.68米ドル（-4.10％）
　■レンレン（RENN）：30.70米ドル（+1.09％）
　■捜狐（SOHU）：16.00米ドル（0％）
　■チーター・モバイル（CMCM）：2.08米ドル（+1.96％）
　■テンセント・ミュージック（TME）：3.96米ドル（-0.25％）

　18日のNY株式相場は続伸。ゴールドマン・サックス（+2.33％）やロッキード･マーティン（+8.69％）などの第3四半期決算が市場予想を上回ったことが安心感につながった。前日に550米ドル高と大幅反発したダウ平均は朝方に652米ドル高まで上昇後、米10年債利回りが上昇したことで116米ドル高まで上昇幅を縮小したが、337.98米ドル高（+1.12％）で終了した。

　S&P500も2.31％高まで上昇後、1.14％高で終了。前日に3.43％高と今年7月以来の大幅反発となったナスダック総合は2.78％高まで上昇後、小幅に下落する場面もあったが、0.90％高で終了し、主要3指数がそろって2日続伸した。センチメントは引き続き改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は30.50ポイントと前日比0.87ポイント低下した。

　業種別ではS&P500の全11セクターが上昇。資本財が2％超上昇、素材、公益、金融、一般消費財、生活必需品、不動産も1％超上昇した。ダウ平均採用銘柄は、物言う投資家の取得が明らかになったセールスフォースが4.31％高となったほか、アメリカン・エキスプレスが3.14％上昇し、JPモルガン・チェース、ダウ・インク、ゴールドマン・サックス、ウォルマートも2％超上昇した。

　引け後の動きでは、ネットフリックスが時間外で13％高と急伸。第3四半期の売上高と調整後一株当たり利益が市場予想を上回ったほか、ストリーミング会員数が会社見通しの2倍以上に増加した。インテューイティブ・サージカルも予想を上回る決算やロボット手術「ダ・ヴィンチ」がコロナパンデミック前の水準を上回ったことが好感され時間外で11％高となった。