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指数: 15分ディレイ
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18日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。終値は前日比0.13%安の3080.96ポイントだった。深セン成分指数は0.23%高の11187.70ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7938億300万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しく、前日終値を挟んだ一進一退の展開が続いた。後場には心理的節目の3100ポイントに近づく場面もあったが、同水準付近の売り圧力が意識されると、結局マイナス圏で引けた。中国共産党大会が開催されるなか、政策期待が相場を支えたほか、為替市場で人民元安・米ドル高が一服し、中国からの資金流出懸念がやや和らいだ。一方、きょうは中国国家統計局が7−9月の国内総生産(GDP)などを発表する予定だったが、延期になった。理由も明らかになっておらず、共産党大会の開催中に都合の悪い経済指標の公表を見合わせたとの疑念が重しとなったもよう。 セクター別では、保険が全面安。半導体が反落したほか、化学肥料、採掘、ガスも安い。半面、漢方薬、電源設備、製薬、バッテリーが買われた。 A株市場では、前日に高かった立訊精密工業(002475)、科大訊飛(002230)、三安光電(600703)が利益確定売りに押された。生保大手の中国人寿保険(601628)、化学品メーカーの万華化学集団(600309)、酒造の江蘇洋河酒廠(002304)や、不動産開発の招商局蛇口工業区控股(001979)、保利発展控股集団(600048)が安い。半面、漢方薬の華潤三九医薬(000999)がストップ高を付けたほか、同業の東阿阿膠(000423)、雲南白薬集団(000538)も買いを集めた。2022年1−9月期決算の大幅増益見通しを手掛かりに自動車・電池メーカーのBYD(002594)が高い。中国の航空大手が国際便を増やすとの報道を受けて中国東方航空(600115)が上昇した。 上海B株指数は0.27%高の295.24ポイント、深センB株指数は0.29%高の1135.75ポイントだった。 |
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上海総合指数
引値:3080.96ポイント 前日比:-3.98ポイント 騰落率:-0.13% 上海B株指数 引値:295.24ポイント 前日比:0.80ポイント 騰落率:0.27% 深セン成分指数 引値:11187.70ポイント 前日比:25.44ポイント 騰落率:0.23% 深センB株指数 引値:1135.75ポイント 前日比:3.33ポイント 騰落率:0.29% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3838.27ポイント 前日比:-8.14ポイント 騰落率:-0.21% |
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◆香港市場の空売り比率上位20銘柄
空売り比率は売買代金に対する空売り残高の比率 10月18日現地時間午後0時25分時点 銘柄名 空売り残高 空売り比率 空売り比率 ※銘柄名の後に#が付く銘柄の取引通貨単位は人民元 |
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