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指数: 15分ディレイ
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18日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続伸。前場終値は前日比1.03%高の16784.49ポイントだった。中国企業指数は1.22%高の5702.21ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で532億9000万HKドル。
ハンセン指数は高く始まり、いったん下げに転じたもののV字回復して前場の取引を終えた。英国のハント財務相がトラス政権の大型減税案のほぼ全てを撤回すると表明したことで同国財政に対する懸念が後退し、米株式相場が大幅反発した流れを引き継いだ。もっとも、中国景気の先行きを警戒する売りが相場を押し下げる場面があった。16−22日に中国共産党大会が開かれるなか、中国国家統計局がきょう予定していた7−9月期国内総生産(GDP)などの主要経済指標の発表を延期した。 個別では、時価総額が大きいアリババ集団(09988)、HSBC(00005)が買われて相場の上昇を主導。アリババ集団子会社の阿里健康(00241)と、前日大引け後に2022年1−9月期業績見通しを発表したBYD(01211)は6%超上昇している。スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(02382)、中国スマホ大手の小米集団(01810)は大幅に続伸した。半面、不動産開発の碧桂園(02007)と不動産管理の碧桂園服務(06098)、スポーツ用品の安踏体育用品(02020)と李寧(02331)が大幅に続落した。 |
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ハンセン指数
引値:16784.49ポイント 前日比:171.59ポイント 騰落率:1.03% 中国企業指数 引値:5702.21ポイント 前日比:68.98ポイント 騰落率:1.22% レッドチップ指数 引値:3314.47ポイント 前日比:27.97ポイント 騰落率:0.85% |
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18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。前場終値は前日比0.16%高の3089.74ポイントだった。深セン成分指数は0.58%高の11227.22ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4876億1700万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。高く寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の展開。中国共産党大会が開催されるなか、政策期待が相場を支えているほか、為替市場で人民元安・米ドル高が一服し、中国からの資金流出懸念がやや和らいだもよう。一方、きょうは中国国家統計局が7−9月の国内総生産(GDP)などを発表する予定だったが、延期になった。理由も明らかになっておらず、共産党大会の開催中に都合の悪い経済指標の公表を見合わせたとの疑念が漂った。 セクター別では、電源設備、漢方薬が全面高。バッテリー、製薬も高い。半面、保険が全面安となったほか、貴金属、半導体が売られた。 上海B株指数は0.39%高の295.58ポイント、深センB株指数は0.34%高の1136.29ポイントだった。 |
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