ハンセン指数
　始値：16479.74ポイント
　前日比：-107.95ポイント
　騰落率：-0.65％

中国企業指数
　始値：5597.67ポイント
　前日比：-31.63ポイント
　騰落率：-0.56％

レッドチップ指数
　始値：3307.61ポイント
　前日比：9.51ポイント
　騰落率：0.29％

■中国人民財産保険（02328）：2022年1−9月の保険料収入（中国会計基準）は前年同期比10.2％増の3810億2400万元だった。9月単月では前年同月比13.4％増の407億7700万元となる。前月比では25.9％増加した。

■衆安在線財産保険（06060）：2022年1−9月の保険料収入（中国会計基準）は前年同期比13.1％増の178億7900万元だった。9月単月では前年同月比89.1％増の22億3300万元となる。前月比では17.8％減少した。

■中国海外宏洋（00081）：きょう2022年1−9月期決算を発表する。6月中間決算は売上高が前年同期比15.8％増の297億9600万HKドル、純利益が同9.3％減の24億5000万HKドルだった。

　週明け17日の香港市場は軟調に推移するか。14日のNY株式相場は大幅反落。大手金融機関の決算がおおむね良好な結果となり、上昇してスタートしたものの、寄り後に発表された10月ミシガン大1年先期待インフレ率速報値が前月から伸びが加速したことで、積極的な金融引き締めへの警戒感が強まった。ダウ平均は403.89米ドル安（-1.34％）と大幅反落し、S&P500も2.37％安と反落。ハイテク株主体のナスダック総合は3.08％安と大幅反落し、年初来安値を更新した。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は、テンセント（00700）やJDドットコム（09618）、アリババ集団（09988）などが香港終値を下回って引けており、香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前週末終値を200ポイント超下回って寄り付くことになる。

　一方、中国では共産党大会が開かれており、政策期待は根強いものの、「ゼロコロナ」政策の下で景気が冷え込むとの警戒感は根強く、相場の重しとなりそうだ。また、あす18日には中国で国内総生産（GDP）や小売売上高などの主要経済指標が発表されるほか、19日には米国でベージュブックが公表される予定で、結果を見極めようと様子見ムードが強まる可能性もある。