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指数: 15分ディレイ
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12日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に5営業日続落。前場終値は前日比2.00%安の16495.52ポイントだった。中国企業指数は2.12%安の5608.33ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で468億5000万HKドルだった。
ハンセン指数は小安く寄り付き、序盤に下げ幅を拡大。下落率2%前後の水準で推移して前場の取引を終えた。11日のNY市場で米長期金利の上昇を受けてハイテク株が売られた流れを引き継いだ。中国共産党大会の開幕を16日に控え、新型コロナウイルス防疫措置の強化が景気を減速させるリスクも意識され、幅広いセクターで売りが優勢となった。中国共産党の機関紙『人民日報』は、感染封じ込めを狙うゼロコロナ政策の堅持を主張する論説を12日まで3日連続で掲載した。 個別では、ネット株のアリババ集団(09988)と美団(03690)、テンセント(00700)、英金融大手のHSBC(00005)が続落し、相場の重荷となった。火鍋チェーンの海底撈国際(06862)、不動産管理の碧桂園服務(06098)、宝飾品販売の周大福珠宝(01929)は急落した。一方、保険株のAIAグループ(01299)、中国平安保険(02318)、中国人寿保険(02628)がそろって上昇。アルミ大手の中国宏橋(01378)は反発した。 |
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ハンセン指数
引値:16495.52ポイント 前日比:-336.84ポイント 騰落率:-2.00% 中国企業指数 引値:5608.33ポイント 前日比:-121.25ポイント 騰落率:-2.12% レッドチップ指数 引値:3264.77ポイント 前日比:-63.27ポイント 騰落率:-1.90% |
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12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比1.23%安の2943.24ポイントだった。深セン成分指数は1.36%安の10434.24ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3480億6900万元だった。
上海総合指数は安く寄り付くと、じりじりと下げ幅を拡大した。国内の新型コロナウイルス防疫措置の強化で景気が冷え込む懸念や、欧米の利上げ加速観測を受けた中国からの資金流出への警戒感が引き続き重荷。ハイテク分野を巡る米中対立の激化も地合いを冷やした。米国の消費者物価指数(CPI)や中国の物価、貿易統計の発表を今週後半に控え、リスク回避の動きが優勢だった。 セクター別では、バッテリー素材が全面安。観光・ホテル、酒造、医療機器も下げが目立った。半面、保険が全面高となったほか、風力発電設備、通信サービスが買われた。 上海B株指数は0.16%安の285.24ポイント、深センB株指数は0.81%安の1110.00ポイントだった。 |
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