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指数: 15分ディレイ
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11日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日続落。前場終値は前営業日比1.56%安の16948.51ポイントだった。中国企業指数は1.87%安の5770.74ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で502億7000万HKドルだった。
ハンセン指数は小安く寄り付き、序盤に下げ幅を拡大。心理的節目の17000ポイント付近でもみ合いとなり、同水準を割り込んで前場の取引を終えた。10日のNY市場でダウ平均など主要3指数がそろって4営業日続落した流れを引き継いだ。米連邦準備理事会(FRB)など欧米の中央銀行がインフレ鎮圧のため利上げを加速するとの見方が根強い。9月の米消費者物価指数(CPI)の発表を13日に控え、結果を見極めたい投資家は積極的な売買を見送っているもよう。 個別ではネット株の美団(03690)、百度(09888)、JDドットコム(09618)、テンセント(00700)、アリババ集団(09988)が続落して相場の重荷だった。不動産株の龍湖集団(00960)と碧桂園(02007)、碧桂園服務(06098)も安い。一方、電動工具メーカーの創科実業(00669)、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)、自動車メーカーの吉利汽車(00175)とBYD(01211)が大幅に反発している。 |
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ハンセン指数
引値:16948.51ポイント 前日比:-268.15ポイント 騰落率:-1.56% 中国企業指数 引値:5770.74ポイント 前日比:-109.97ポイント 騰落率:-1.87% レッドチップ指数 引値:3339.15ポイント 前日比:-4.90ポイント 騰落率:-0.15% |
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11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.40%高の2986.11ポイントだった。深セン成分指数は0.88%高の10614.34ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3614億1400万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んだ一進一退の展開。新型コロナウイルス防疫措置の強化で景気が冷え込む懸念や、欧米の利上げ加速観測を受けた中国からの資金流出への警戒感などから前場半ばは下げ幅を拡大する場面もあったが、下値で買い戻しが入ると終盤にはプラス圏に浮上した。前日に終値ベースで約5カ月ぶり安値を付けた後とあって、安値拾いの買いが相場を支えたもよう。 セクター別では、バッテリーとバッテリー素材、電力、送配電設備、太陽光発電設備が高い。半面、航空・空港運営、ガス、漢方薬、医療サービス、医療機器が売られた。 上海B株指数は0.34%高の285.06ポイント、深センB株指数は0.01%高の1118.98ポイントだった。 |
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