■午後0時までの記事一覧：

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【中国】人民元の11日の基準値は1米ドル＝7.1075元、前日比で0.117％元安
【中国】仏山電器照明、電子製品メーカー買収で合意
【中国】新型コロナ、10日の本土感染者数は2249人＝中国衛生当局

　11日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小高く寄り付いた後、前日終値を挟んでもみ合う展開。休場明けの前日に心理的節目の3000ポイントを割り込み、終値ベースで4月27日以来ほぼ5カ月ぶりの安値を付けた後とあって、安値拾いの買いが相場を支える半面、新型コロナウイルス防疫措置の強化で景気が冷え込む懸念などが引き続き重荷となっている。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.18％安の2968.86ポイントで推移。セクター別では、酒造、不動産サービス、医療サービス、医療機器が安い。観光・ホテル、航空・空港運営も売られている。半面、バッテリーとバッテリー素材、証券、銀行、保険が上昇している。

　11日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。10日のNY市場でダウ平均など主要3指数がそろって4営業日続落した流れを引き継いだ。米連邦準備理事会（FRB）など欧米の中央銀行がインフレ鎮圧のため利上げを加速するとの見方が根強い。

　指数は日本時間午前10時36分現在、前日比0.34％安の17157.43ポイントで推移している。個別では、不動産株の龍湖集団（00960）と碧桂園（02007）、ネット株の美団（03690）と百度（09888）、JDドットコム（09618）が安い。半面、香港地場銘柄の恒基兆業地産（00012）や電能実業（00006）、長江インフラ（01038）が堅調。電動工具メーカーの創科実業（00669）も買われている。