マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
10日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて軟調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比2.46%安の79.24米ドルと3営業日続落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は4.48%安の115.05米ドルと4営業日続落した。主な中国関連ネット・IT株の10日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):79.24米ドル(-2.46%) ■百度(BIDU):115.05米ドル(-4.48%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):26.60米ドル(-6.11%) ■JDドットコム(JD):47.58米ドル(-4.67%) ■ウェイボー(WB):14.74米ドル(-7.76%) ■ネットイース(NTES):75.16米ドル(-3.67%) ■モモ(MOMO):4.75米ドル(-4.62%) ■レンレン(RENN):30.10米ドル(+0.10%) ■捜狐(SOHU):16.82米ドル(+2.19%) ■チーター・モバイル(CMCM):2.15米ドル(-6.11%) ■テンセント・ミュージック(TME):4.04米ドル(-4.94%) |
|
||
10日のNY株式相場は4日続落。金利上昇を警戒したハイテク株売りが続いたほか、JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)が2023年に景気後退(リセッション)入りするとの見通しを示したことや、翌日以降に発表される物価指標や大手金融機関の決算発表への警戒感も相場の重しとなった。
前日まで3日続落したダウ平均は朝方に189米ドル高まで上昇する場面もあったが、286米ドル安まで下落し、93.91米ドル安(-0.32%)で終了。S&P500も0.75%安で終了し、ともに4日続落した。ハイテク株主体のナスダック総合も1.04%安と4日続落。6月安値を下回り、2020年7月28日以来、約2年2カ月ぶりの安値となった。 フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3.45%安と大幅に3日続落。バイデン政権が高性能半導体や同装置などの中国への輸出を禁止する方針を発表したことが嫌気された。 コロンブスデーで債券市場が休場だったが、米10年債先物が下落(利回りは上昇)したことで、取引が再開される火曜日の利回り上昇が警戒された。S&P500の11セクターは、資本財、生活必需品、素材など4セクターが小幅に上昇した一方、原油安を受けてエネルギーが2%超下落したほか、IT、不動産が1%超下落し、ヘルスケア、一般消費財も0.6%超下落した。ダウ平均採用銘柄は、ウォルグリーン、メルクが3-4%上昇した一方、セールスフォース、マイクロソフト、ウォルト・ディズニー、インテルが2-3%下落した。 |
|
||
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
レポート |