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指数: 15分ディレイ
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23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続落。前場終値は前日比0.85%安の17994.29ポイントだった。中国企業指数は0.94%安の6137.84ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で412億2000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた。朝方に小幅ながらプラス圏に浮上する場面があったものの、切り返して下げ幅を拡大。心理的節目の18000ポイントを割り込んで前場の取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が大幅利上げを継続する姿勢を示したことで、各国の中央銀行が同時並行的に金融引き締めを強化し、世界景気が後退するとの懸念が広がった。22日のNY市場では長期金利の指標となる米10年債利回りが2011年2月以来となる3.718%まで上昇。同日にダウ平均など主要3株価指数がそろって3日続落した上、香港時間きょうのダウ平均先物が下落して投資家心理を悪化させた。 個別では、ハイテク株の下落が目立ち、スマートフォン関連の舜宇光学科技(02382)と小米集団(01810)、インターネットサービスのJDドットコム(09618)、テンセント(00700)、美団(03690)、アリババ集団(09988)が売られた。カジノ運営のサンズ・チャイナ(01928)、火鍋チェーンの海底撈国際(06862)の下げがきつい。半面、プライムレート引き上げを材料にHSBC(00005)、ハンセン銀行(00011)、中銀香港(02388)が買われた。石油株のペトロチャイナ(00857)とシノペック(00386)、CNOOC(00883)が高い。通信株のチャイナ・モバイル(00941)とチャイナ・ユニコム(00762)は続伸した。 |
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ハンセン指数
引値:17994.29ポイント 前日比:-153.66ポイント 騰落率:-0.85% 中国企業指数 引値:6137.84ポイント 前日比:-58.06ポイント 騰落率:-0.94% レッドチップ指数 引値:3521.27ポイント 前日比:-21.81ポイント 騰落率:-0.62% |
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23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比1.08%安の3075.33ポイントだった。深セン成分指数は1.77%安の10917.85ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4236億7200万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後にプラス圏に浮上したものの、ほどなくして下向きに転じた。心理的節目の3100ポイントをあっさり割り込むと、ほぼ一本調子で下げ幅を拡大した。欧米中銀が大幅な利上げを継続するなか、世界経済の冷え込みや、中国本土から資金流出への懸念が強まり、次第に売りが強まった。 セクター別では、半導体、電機、風力発電設備、自動車・部品が安い。半面、保険 が逆行高を演じた。 上海B株指数は2.72%安の300.03ポイント、深センB株指数は1.36%安の1163.65ポイント。 |
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