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22日の香港市場は続落か。米連邦公開市場委員会(FOMC)で積極的な利上げ継続が示唆されたことで、米国の高金利政策による世界景気の悪化、香港や中国本土からの資金流出への懸念が強まりそうだ。米10年債利回りは一時3.64%と2011年以来の水準まで上昇し、香港市場でも割高感が意識されやすい高PER株や景気敏感株を中心に売りが膨らむ可能性がある。
FOMCでは、政策金利が市場予想通り0.75%引き上げられたほか、3カ月ごとにまとめる委員らの政策金利見通しなどを公表。政策金利は2022年末で4.4%、23年末は4.6%が見込まれており、前回6月会合時点の3.4%、3.8%からさらに上昇した。市場では想定よりもタカ派的と受け止められている。 21日のNY市場でダウ平均は522米ドル安と続落し、3カ月ぶり安値を付けた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も続落。同日の香港株の米国預託証券(ADR)はHSBC(00005)、AIAグループ(01299)、テンセント(00700)、アリババ集団(09988)など主力株がそろって香港終値を下回って引けた。香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前日終値を約190ポイント下回って寄り付くことになる。 |
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ADR終値に基づく本日のハンセン指数の寄値目安は前日比192.3ポイント安
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21日の米株式市場で、中国ネット・IT株は軒並み安。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比4.90%安の81.60米ドルと続落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も5.22%安の119.57米ドルと続落した。主な中国関連ネット・IT株の21日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):81.60米ドル(-4.90%) ■百度(BIDU):119.57米ドル(-5.22%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):24.43米ドル(-8.50%) ■JDドットコム(JD):53.93米ドル(-5.05%) ■ウェイボー(WB):18.73米ドル(-1.06%) ■ネットイース(NTES):79.76米ドル(-5.03%) ■モモ(MOMO):4.81米ドル(-4.37%) ■レンレン(RENN):29.77米ドル(-0.40%) ■捜狐(SOHU):17.54米ドル(-0.68%) ■チーター・モバイル(CMCM):2.90米ドル(-0.34%) ■テンセント・ミュージック(TME):4.30米ドル(-6.11%) |
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