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　20日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発スタート。前日まで4営業日続落し、終値ベースで5月25日以来ほぼ4カ月ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を買い戻す動きが先行している。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.45％高の3129.70ポイントで推移している。セクター別では、不動産、自動車、太陽光発電設備、百貨店運営が高い。半面、半導体、保険が売られている。

　20日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日は続落して3月15日以来ほぼ半年ぶりの安値圏となっただけに、自律反発狙いの買いが先行している。19日のNY市場で主要3株価指数がそろって3日ぶりに反発したことで、投資家が運用リスクを取りやすくなったもよう。

　指数は日本時間午前10時33分現在、前日比0.92％高の18736.32ポイントで推移。個別では、大型ネット株のアリババ集団（09988）、JDドットコム（09618）、美団（03690）が買われて相場の上昇を主導。ゲーム会社のネットイース（09999）、自動車メーカーのBYD（01211）と吉利汽車（00175）も高い。半面、火鍋チェーンの海底撈国際（06862）、ニット衣料大手の申洲国際集団（02313）が下落している。