休場明け13日の香港市場でハンセン指数は小動きで始まった。前日のNY市場で主要3株価指数がそろって4営業日続伸した流れを引き継いで買いが入った半面、前週末はほぼ全面高となって心理的節目の19000ポイントを回復しただけに、利益確定売りが出ている。

　指数は日本時間午前10時41分現在、前営業日比0.01％高の19364.95ポイントで推移。医薬品開発受託の薬明生物技術（02269）が急反落している。不動産株の下げが目立ち、碧桂園（02007）、龍湖集団（00960）、長江実業集団（01113）が売られている。一方、大型株のHSBC（00005）とアリババ集団（09988）が買われている。

　連休明け13日の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸スタート。米国のインフレのピークアウト期待や、米ドル高の一服を好感。中国政府が景気刺激策を打ち出した効果が出てくるとの期待も強い。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前営業日比0.10％高の3265.43ポイントで推移している。セクター別では、貴金属、ソフトウエア開発、コンピューター設備、インターネットサービスなどが高い。半面、石炭、不動産開発、電力がさえない。

上海総合指数
　始値：3272.05ポイント
　前日比：10.00ポイント
　騰落率：0.31％

上海B株指数
　始値：314.05ポイント
　前日比：0.06ポイント
　騰落率：0.02％

深セン成分指数
　始値：11936.58ポイント
　前日比：58.79ポイント
　騰落率：0.49％

深センB株指数
　始値：1213.18ポイント
　前日比：0.92ポイント
　騰落率：0.08％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：4112.01ポイント
　前日比：18.22ポイント
　騰落率：0.45％