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指数: 15分ディレイ
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8日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は6営業日続落。前場終値は前日比0.39%安の18969.82ポイントだった。中国企業指数は0.39%安の6487.66ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で399億9900万HKドルだった。
ハンセン指数はほぼ横ばいで寄り付いたものの、ほどなくして下向きに転じた。心理的節目の19000ポイントを割り込むと、その後はマイナス圏でもみ合った。前日まで5営業日続落した後とあって、前日の米株高を好感して序盤はわずかながらプラス圏に浮上する場面もあったが、勢いは弱かった。米連邦準備理事会(FRB)による積極的な利上げで世界景気が冷え込むことへの懸念が根強いほか、米国で中国企業への投資を規制する動きへの警戒感が引き続き重荷となった。 セクター別では、今週初めに大きく買われた本土不動産株の碧桂園(02007)が反落したほか、原油相場の下落を受けてCNOOC(00883)、ペトロチャイナ(00857)が売られた。中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)も安い。同社株式が香港証券取引所の中央清算決済システム(CCASS)に大量に移管されたとの報道を受け、大株主による保有株の売却が警戒された。半面、電動工具大手の創科実業(00669)、香港地場系銘柄の新世界発展(00017)や、大型ネット株のJDドットコム(09618)、アリババ集団(09988)が上昇した。 |
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ハンセン指数
引値:18969.82ポイント 前日比:-74.48ポイント 騰落率:-0.39% 中国企業指数 引値:6487.66ポイント 前日比:-25.56ポイント 騰落率:-0.39% レッドチップ指数 引値:3617.88ポイント 前日比:-26.96ポイント 騰落率:-0.74% |
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8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに小幅反落。前場終値は前日比0.14%安の3241.61ポイントだった。深セン成分指数は0.51%安の11788.18ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4952億7600万元だった。
上海総合指数は方向感を欠く値動きが目立った。前日の米株高が好感されたほか、中国政府による景気対策への期待は根強いものの、指数は前日まで4日続伸し、8月23日以来、約2週間ぶり高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。セクター別では、採掘とガスがほぼ全面安となったほか、石油や電機も売られた。半面、観光・ホテルと航空・空港運営がほぼ全面高。貴金属や自動車も高かった。 上海B株指数は0.47%安の311.66ポイント、深センB株指数は0.07%高の1208.97ポイントだった。 |
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