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指数: 15分ディレイ
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7日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日続落。前場終値は前日比1.68%安の18880.22ポイントだった。中国企業指数は1.44%安の6461.48ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で478億1000万HKドルだった。
ハンセン指数は始値で心理的節目の19000ポイントを割り込み、今年3月半ば以来の安値圏で推移。前日のNY市場で長期金利が上昇して株式相場が下落しており、香港市場でも運用リスクを回避する売りが膨らんだ。米国の底堅い景気を背景に、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めが改めて警戒されている。日本時間正午ごろに発表された8月の中国貿易統計で、輸出と輸入の伸び率がともに前月から減速したことも地合いを悪化させた。 個別では、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、大型ネット株のテンセント(00700)、アリババ集団(09988)、美団(03690)、百度(09888)が売られ、相場の重荷となった。火鍋チェーンの海底撈国際(06862)、海運の東方海外(00316)の下げもきつい。一方、電気自動車メーカーのBYD(01211)、半導体ファウンドリーのSMIC(00981)が続伸した。 |
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ハンセン指数
引値:18880.22ポイント 前日比:-322.51ポイント 騰落率:-1.68% 中国企業指数 引値:6461.48ポイント 前日比:-94.32ポイント 騰落率:-1.44% レッドチップ指数 引値:3614.29ポイント 前日比:-31.51ポイント 騰落率:-0.86% |
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7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小反落。前場終値は前日比0.01%安の3242.97ポイントだった。深セン成分指数は0.38%高の11844.64ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5525億5000万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた。前日に心理的節目の3200ポイントを回復し、8月25日以来、およそ2週間ぶり高値を更新した後とあって、利益確定売りが先行した。中国当局による景気対策に対する期待が根強いなか、買い一巡後は上向きに転じ、プラス圏に浮上する場面もあったが、勢いは続かなかった。終盤はおおむね前日終値を挟んでもみ合った。日本時間の正午ごろに発表された8月の貿易統計で輸出、輸入がともに前月から悪化し、市場予想を下回ったことも重荷となったもよう。 セクター別では、造船が全面安。ゲーム、文化・メディア、海運・港湾、百貨店運営も安い。半面、非鉄金属、半導体、風力・太陽光発電設備、電源設備が上昇した。 上海B株指数は0.29%高の312.96ポイント、深センB株指数は0.09%安の1207.70ポイントだった。 |
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