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指数: 15分ディレイ
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30日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比0.90%安の19843.71ポイントだった。中国企業指数は1.04%安の6800.89ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で548億6000万HKドル。
ハンセン指数は小高く始まったものの、ほどなく心理的節目の20000ポイントを割ると、一気に下げ幅を拡大し、マイナス圏で軟調に推移した。前日の米株安が嫌気されたほか、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、深セン市で地下鉄駅の一部閉鎖などが発表されたことを受け、景気減速への警戒感が強まった。一方、6月中間決算の発表がピークを迎えており、業績を手掛かりに個別物色の動きが強まった。 個別では、美団(03690)が売られて指数を押し下げた。阿里健康(00241)やレノボグループ(00992)、中升集団(00881)などの下落も目立った。半面、中国海外発展(00688)や創科実業(00669)、東方海外(00316)が高い。 |
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ハンセン指数
引値:19843.71ポイント 前日比:-179.51ポイント 騰落率:-0.90% 中国企業指数 引値:6800.89ポイント 前日比:-71.37ポイント 騰落率:-1.04% レッドチップ指数 引値:3709.55ポイント 前日比:-12.04ポイント 騰落率:-0.32% |
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30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.57%安の3222.28ポイントだった。深セン成分指数は0.61%安の11944.47ポイントと3営業日続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5422億5600万元だった。
上海総合指数は朝方に前日終値付近でもみ合った後、下げ幅を拡大。広東省深セン市で新型コロナウイルスの感染を抑え込む行動規制が強化され、景気減速を懸念する売りが出たもよう。『経済通』によれば、23日以降の深セン市の新規感染者の大半から、同市では初めて見つかったBF.15変異株(オミクロン株BA.5系統の亜系統)が検出されたという。人民元の対米ドル相場の下落も相場の重荷となった。もっとも、心理的節目の3200ポイントが下値支持として意識され、指数は前引けにかけて下げ渋った。 セクター別では、石炭が全面安のほか、ガス、石油、化学肥料が売られた。半面、文化・メディアや不動産サービス、ゲームが買われた。 上海B株指数は0.74%安の308.55ポイントと反落。深センB株指数は0.54%高の1230.95ポイントと反発した。 |
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