25日の中国本土株式市場で上海総合指数は反発スタート。前日まで続落し、約3週間ぶり安値を付けた後とあって、買い戻しが先行。李克強首相は24日に開いた国務院常務会議で19項目にわたる追加の経済対策を表明したことを受け、政策支援への期待が投資家心理を支えている。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.25％高の3223.22ポイントで推移。セクター別では、ガス、採掘、石油、証券が高い。半面、機械、バッテリー、コンシューマーエレクトロニクスが下げている。

上海総合指数
　始値：3223.46ポイント
　前日比：8.26ポイント
　騰落率：0.26％

上海B株指数
　始値：308.18ポイント
　前日比：0.42ポイント
　騰落率：0.14％

深セン成分指数
　始値：12130.76ポイント
　前日比：34.37ポイント
　騰落率：0.28％

深センB株指数
　始値：1217.43ポイント
　前日比：0.61ポイント
　騰落率：0.05％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：4093.29ポイント
　前日比：10.87ポイント
　騰落率：0.27％

■AIAグループ（01299）：2022年6月中間決算は、純損益が5億7100万米ドルの赤字に転落した（前年同期は32億4500万米ドルの黒字）。EPSは−0.05米ドルで、ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想（0.14米ドル）に反してマイナスとなった。

■農夫山泉（09633）：2022年6月中間決算は純利益が前年同期比14.8％増の46億800万元となり、ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想の41億6600万元を上回った。売上高は9.4％増の165億9900万元だった。

■中国蒙牛乳業（02319）：2022年6月中間決算は純利益が前年同期比27.3％増の37億5100万元となり、ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想の25億4200万元を大きく上回った。売上高は4.0％増の477億2200万元だった。