■理想汽車（02015）：2022年6月中間決算は売上高が前年同期比112.4％増の182億9500万元、純損失が6億2900万元だった（前年同期は5億9500万元）。直前のファクトセットの市場コンセンサス予想は売上高が190億7700万元、純損失が4億2100万元。

■華潤置地（01109）：2022年7月の不動産販売額（成約ベース、子会社含む）は前年同月比21.9％増の280億5000万元だった。販売面積は同22.6％減の100万5100平方メートル。権益ベースでは販売額が32.7％増の205億3000万元、販売面積は24.8％減の76万2700平方メートルだった。

■チャイナ・テレコム（00728）：きょう2022年6月中間決算を発表する。ファクトセットがまとめた直前の市場コンセンサス予想は売上高が2403億7900万元、純利益が161億7300万元。

　NYMEX原油 中心限月
　　終値：89.41
　　前日比：-2.68
　　騰落率：-2.91％

　COMEX金 中心限月
　　終値：1798.10
　　前日比：-17.40
　　騰落率：-0.96％

　LME銅 3カ月物
　　終値：7870.25
　　前日比：-221.10
　　騰落率：-2.73％

　LME銅 3カ月物
　　終値：2384.00
　　前日比：-50.50
　　騰落率：-2.07％

　16日の香港市場は前日の米株高を好感して堅調に推移するか。15日のNY株式相場は続伸。朝方は中国の経済指標が悪化したことや米国でも8月ニューヨーク連銀製造業業況指数がプラス予想に反してマイナス圏に低下したことが嫌気され軟調にスタートしたものの、売り一巡後は買いが優勢となった。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は、ホンコン・チャイナガス（00003）やHSBC（00005）が香港終値を下回って引けた半面、JDドットコム（09618）やアリババ集団（09988）が上回って引けた。

　前日発表された中国の7月の主要経済指標は、小売売上高や鉱工業生産、固定資産投資がいずれも市場予想を下回る結果となったが、中国政府が景気を下支えするために最優遇貸出金利（LPR、ローンプライムレート）を引き下げるとの期待も高まっており、一定の支えとなりそうだ。ただ、米国では17日に米連邦公開市場委員会（FOMC）の議事録が公表される予定で、内容を見極めようと様子見ムードが広がる可能性がある。