■融創中国（01918）：2021年8月の不動産販売額（成約ベース）は前年同月比29.8％減の450億6000万元。1−8月累計では前年同期比33.2％増の4151億7000万元。

■首創置業（02868）：2021年8月の不動産販売額（成約ベース）が前年同月比9.9％増の42億3000万元。1−8月累計では販売額が前年同期比14.5％増の467億9000万元。

■吉利汽車（00175）：自動車知能化技術のECARXホールディングスが発行するシリーズB優先株432万株を引き受けると発表した。ECARXとの資本提携を通じて自動車知能化サービスへの参入を図るとしている。

                        終値     前日比   騰落率

NYMEX原油 中心限月       68.35    -0.94    -1.36%

COMEX金 中心限月       1798.50   -35.20    -1.92%

LME銅 3カ月物          9350.50  -100.00    -1.06%

LMEアルミ 3カ月物      2756.85   -16.00    -0.58%

　8日の香港市場は米株安の流れを引き継ぎ反落してスタートか。前日のNY市場でダウ平均は269米ドル安と続落した。新型コロナウイルスの感染拡大で米景気の回復が遅れるとの見方から景気敏感株を中心に売られた。ハンセン指数は前日まで続伸し、8月13日以来の高値で終えた後とあって、利益確定売りが出やすい状況だ。あす以降に8月の中国の物価統計や金融統計などの発表を予定しているため、様子見ムードが広がる可能性もある。

　一方、金融緩和が長期化するとの見方からNY市場でハイテク株が買われ、ナスダック総合指数は連日で過去最高値を更新した。香港市場にハイテク株買いが波及すれば、相場の支えになるだろう。ただ、テンセント（00700）やアリババ集団（09988）など大型ネット株は前日まで大幅に続伸していたため、高値追いの動きは限られる可能性がある。

　7日の香港株の米国預託証券（ADR）はまちまち。主力株ではテンセント、アリババ集団、アジア生保のAIAグループ（01299）が香港終値を上回った半面、欧州金融大手のHSBC（00005）、中国国有銀行の中国建設銀行（00939）などが下回って引けた。