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指数: 15分ディレイ
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週明け30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比0.34%高の3534.22ポイントだった。深セン成分指数は0.24%高の14471.14ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆203億8000万元だった。
上海総合指数はプラス圏での推移が目立った。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議で年内のテーパリング(資産購入の段階的縮小)開始を示唆した一方、テーパリング終了後も直ぐには利上げを行わないとしたことを受け、前週末のNY市場が上昇した流れを引き継いだ。ただ、中国当局による企業統制強化を警戒し、指数はマイナス圏に沈む場面もみられた。一方、6月中間決算を材料に個別物色の動きが強まった。セクター別では、化学肥料や非鉄金属、鉄鋼、石炭などが買われた半面、保険や証券、銀行など金融株が売られた。航空・空港運営も安い。 上海B株指数は0.75%高の265.57ポイント、深センB株指数は0.14%高の1214.05ポイントだった。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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週明け30日の香港市場でハンセン指数は反落スタート。序盤はプラス圏に浮上する場面もあったが、勢いは続かなかった。中国当局によるネット企業への統制強化に対する警戒感が引き続き重荷。企業の中間決算の発表が終盤に入り、業績や見通しを手掛かりとした取引も活発になっている。
指数は日本時間午前10時43分現在、前営業日比0.62%安の25250.23ポイントで推移。個別では、2021年6月中間期の減益決算を発表した自動車・電池メーカーのBYD(01211)や、中国保険大手の中国平安保険(02318)が安い。アジア生保のAIAグループ(01299)、IT大手のテンセント(00700)も売られ、指数を押し下げている。半面、半面、民営自動車メーカーの吉利汽車(00175)、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(02382)、石油メジャーのペトロチャイナ(00857)、シノペック(00386)が買われている。 |
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