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指数: 15分ディレイ
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17日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日続落。前場終値は前日比0.68%安の26002.66ポイントだった。中国企業指数は0.91%安の9181.08ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で728億1000万HKドル。
ハンセン指数は安く始まった。中国と米国の経済統計を受け、景気回復がピークアウトしたとの見方から売りが先行した。前日終値は6日以来ほぼ1週間ぶりの低水準だっただけに、割安感が出た銘柄を拾う動きが相場をプラス圏に押し上げる場面があったが、前引けにかけて下げ幅を拡大。一時は下値支持線として意識された26000ポイントを小幅ながら割り込んだ。16日のNY市場でダウ平均が5営業日続伸したものの、きょうのダウ平均先物と中国本土相場が下落し、投資家心理を悪化させたもよう。 個別では、中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、バイオ医薬の薬明生物技術(02269)、取引所運営の香港証券取引所(00388)がそろって続落。スポーツ用品の安踏体育用品(02020)、外食大手の海底撈国際(06862)の下げもきつい。半面、2021年6月中間決算を発表した舜宇光学科技(02382)とAIAグループ(01299)が大きく買われた。製薬の石薬集団(01093)も高い。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.48%安の3500.43ポイントだった。深セン成分指数は0.47%安の14625.31ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7449億1800万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、一時はプラス圏に浮上する場面もあったが、再びマイナス圏に沈むと下げ幅を拡大。心理的節目の3500ポイントに近づく水準まで下げて前場の取引を終えた。新型コロナの再拡大が投資家心理を冷やしたほか、中国国家統計局が16日発表した7月の鉱工業生産と小売売上高がともに予想を下振れしたことを受けて景気回復期待が後退したもよう。政策期待から買い戻す動きも見られたが、勢いは限定的だった。 セクター別では、酒造や軍需関連が安い。電子部品やソフトウエア、石油、通信なども下げた。半面、保険が全面高。民間航空や証券、非鉄金属なども買われた。 上海B株指数は0.25%安の265.04ポイント、深センB株指数は0.01%高の1213.18ポイントだった。 |
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