■チャイナ・テレコム（00728）：2021年6月中間決算をきょう発表する。ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想は売上高が1932億4200万元、純利益は142億9900万元。

■中国恒大新能源汽車（00708）：9日大引け後、2021年6月中間決算の損益が48億元の赤字になるようだと発表した。前年同期は24億5000万元の赤字だった。

■株洲中車時代電気（03898）：2021年6月中間決算は純利益が前年同期比1.0％増の6億9500万元だった。売上高は4.9％減の52億9800万元と、ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想の55億9300万元を下回った。

                        終値     前日比   騰落率

NYMEX原油 中心限月       66.48    -1.80    -2.64%

COMEX金 中心限月       1726.50   -36.60    -2.08%

LME銅 3カ月物          9369.70  -225.30    -2.35%

LMEアルミ 3カ月物      2547.45   -51.05    -1.96%

　9日のNY株式相場は高安まちまち。新型コロナウイルス変異株の感染拡大が続き、世界経済の減速懸念が重しとなった。原油相場の下落を受けてエネルギー株が下落したほか、米国でクルーズ船の乗客などにワクチン接種を求めたことで経済活動再開銘柄も幅広く下落した。強い米7月雇用統計を好感し先週末に最高値で終了したダウ平均は106.66米ドル安(-0.30％)と3日ぶりに反落。S&P500も0.09％安と小幅に3日ぶりの反落となった。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.16％高と小幅反発。テスラが2％超上昇したほか、アルファベットも0.9％上昇した。

　コロナ変異株の感染拡大を受けて商品先物相場がほぼ全面安となった。NY原油が2.6％下落したほか、金、銀もそれぞれ2％超、4％超下落。メタルではニッケルが3％超下落し、銅、アルミも1％超下落。TRCCRB指数は1.3％下落した。S&P500の11セクターはヘルスケア、生活必需品、金融など4セクターが上昇した一方、エネルギーが1％超下落し、不動産、資本財、ITが0.3-0.4％下落した。センチメントはやや悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は16.72ポイントと先週末比0.57ポイント上昇した。

海外市況

 指標                      寄値     高値     安値     終値    前日比  騰落率

 NYダウ                  35229.67 35229.67 35041.24 35101.85  -106.66  -0.30

 S&P500                   4437.77  4439.39  4424.74  4432.35    -4.17  -0.09

 NASDAQ                  14855.76 14883.81 14802.69 14860.18    24.42   0.16

 CME225先物              27860.00 27920.00 27680.00 27890.00    50.00   0.18

 FT100                    7132.30  7132.30  7132.30  7132.30     9.35   0.13

 DAX                     15773.51 15798.51 15699.27 15745.41   -16.04  -0.10

 為替（ドル/円）           110.22   110.35   110.02   110.31     0.09   0.08

 ※CME225先物は円建て。前日比は前日の大証日中終値比を記載。