■午後0時までの記事一覧：

【香港】PCCW、21年6月中間決算は赤字縮小（速報）
【香港】TCLエレクトロニクス、21年6月中間決算は94％増益（速報）
【香港】吉利汽車、7月の新車販売台数は前年同月比6％減
【香港】中国当局、美団に10億米ドルの罰金検討か＝WSJ
【香港】北京市検察がテンセントに民事公益訴訟、未成年保護法違反で
【香港】広州汽車集団、7月の新車販売台数は1.9％減
【香港】吉利汽車、親会社が仏ルノーと戦略提携でMOU
【香港】TCLエレクトロニクス、筆頭株主が買い増しを計画　最大2000万株
【香港】通達集団、21年6月中間決算は75％以上の増益見通し
【香港】アリババ集団が安い、女性従業員が性的暴行被害を告発
【香港】SOHO中国が高い、中国の独禁法管轄当局がTOB計画の審査申請受理
【香港】世茂集団、7月の不動産販売額は24％減

【中国】西蔵珠峰資源、21年6月中間決算は248％増益（速報）
【中国】上海三毛企業、21年6月中間決算は黒字転換の見通し
【中国】上海大名城企業、21年1−6月の不動産販売額は48.2億元
【中国】上海柴油機、配当実施に伴い第三者割当増資計画の発行価格を調整
【中国】人民元の9日の基準値は1米ドル＝6.4840元、前日比で0.332％元安
【中国】中国PPI、7月は前年同月比9.0％上昇　市場予想上回る
【中国】中国CPI、7月は前年同月比1.0％上昇　市場予想上回る
【中国】*ST海南航空控股、再生計画案の提出期限が11月に延長

　週明け9日の中国株式市場で上海総合指数は続落して始まった。国内で新型コロナウイルスの新規感染者数が半年ぶりの高水準で推移し、複数の地域で移動規制が強化されたことや、週末に発表された7月の貿易統計で輸出、輸入がともに予想を下回ったことが重荷となっている。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前営業日比0.10％安の3454.66ポイントで推移。セクター別では、貴金属、航空・空港運営、非鉄金属が安い。半面、化学肥料、航空機製造・宇宙関連、通信キャリア、農業関連が買われている。

　週明け9日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。中国当局による企業統制の強化を懸念する売りが先行し、節目の26000ポイント付近でもみ合っている。『ウォール・ストリート・ジャーナル』は6日、中国当局が生活情報サイト運営大手の美団（03690）に対し、市場での支配的地位の乱用を理由に約10億米ドルの罰金を科す見込みだと伝えた。また、前週末の米株式相場が上昇したものの、きょうのダウ平均先物が下落し、投資家心理を冷やしたもよう。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前営業日0.51％安の26045.80ポイントで推移している。個別では、中国インターネットサービス大手のテンセント（00700）とアリババ集団（09988）が下落。自動車株の吉利汽車（00175）とBYD（01211）も安い。半面、英金融大手HSBC（00005）や香港地場株の恒基兆業地産（00012）、長江インフラ（01038）が買われている。