2日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前営業日比0.92%高の26198.65ポイントだった。中国企業指数は0.76%高の9303.16ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で955億1000万HKドル。
ハンセン指数は寄り付きで心理的節目の26000ポイントに乗せた後、一時節目を割り込んでマイナス圏に沈んだが、本土株式市場の上昇に伴ってプラス圏へ急浮上。節目を再度回復すると、上げ幅をさらに拡大して前場の取引を終えた。31日に中国国家統計局が発表した7月の製造業購買担当者指数(PMI)ときょう発表された7月の財新製造業PMIがともに市場コンセンサス予想を下回ったが、景況感の悪化を受けて政策支援への期待が高まったもよう。
個別では、本土不動産株の華潤置地(
01109)や碧桂園(
02007)、龍湖集団(
00960)などが高い。自動車メーカーのBYD(
01211)のほか、金融株のHSBC(
00005)や香港証券取引所(
00388)などもしっかり。半面、不動産管理会社の碧桂園服務(
06098)が安い。ハイテク株のテンセント(
00700)に加え、マカオカジノ株の銀河娯楽(
00027)やサンズ・チャイナ(
01928)、スポーツ用品大手の安踏体育用品(
02020)などもさえない。