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指数: 15分ディレイ
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27日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続落。前場終値は前日比1.03%安の25922.83ポイントだった。中国企業指数は1.64%安の9201.81ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1538億6000万HKドル。
ハンセン指数は前日終値を挟んだもみ合いで始まったが、売買一巡後に下げ幅を拡大。一時は下落率が1.5%を超えた。中国当局がネット大手や教育産業に対する統制を強めるなか、他の業界でも監督が強化されるとの警戒感が広がった。指数が心理的節目の26000ポイントを割り込むと、自律反発狙いの買いが下値を支える場面があったものの、結局は同水準を下回って前場の取引を終えた。 個別では、インターネットサービスのアリババ集団(09988)、阿里健康(00241)、テンセント(00700)、美団(03690)が軒並み大きく売られ、相場の重荷となった。外食大手の海底撈国際(06862)と不動産サービスの碧桂園服務(06098)、取引所運営の香港証券取引所(00388)は大幅に続落した。半面、銀行株のHSBC(00005)と中国工商銀行(01398)、中国建設銀行(00939)が上昇。前日下げた吉利汽車(00175)と舜宇光学科技(02382)は大幅に反発した。 |
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27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに小反発。前場終値は前日比0.14%高の3472.40ポイントだった。深セン成分指数は0.02%高の14634.03ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8557億9000万元だった。
上海総合指数は一進一退の展開。小高く寄り付いた後、ほどなくしてマイナス圏に沈んだが、きょう午前に発表された1−6月の工業企業利益が67%増、6月単月では20%増だったことを好感し、プラス圏に再浮上して前場の取引を終えた。前日に2カ月半ぶり安値で引けていたこともあり、買い戻しの動きも広がったが、中国政府による規制強化や米中対立激化への警戒感が引き続き相場の重しとなっており、上値の重さが目立っている。 セクター別では、通信や貴金属がほぼ全面高。電子部品やソフトウエア、石油なども高い。半面、保険が全面安。文化・教育・娯楽やセメント・建材も安い。 上海B株指数は0.16%高の260.85ポイント、深センB株指数は0.19%高の1211.81ポイントだった。 |
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