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21日のNY株式相場は続伸。長期債利回りの上昇が続き、過度なリスク回避の巻き戻しが続いた。ダウ平均採用のコカ・コーラやジョンソン・エンド・ジョンソンの決算が市場予想を上回り、ともに通期見通しを引き上げたこともセンチメントの改善につながった。原油高を追い風にエネルギー株が大幅高となったほか、クルーズ株などの経済活動再開銘柄が大幅に続伸した。ダウ平均は286.01米ドル高(+0.83%)と2日続伸。週明け19日に725米ドル安と昨年10月以来の下落を記録したが、20日は550米ドル高と反発し、この日も続伸したことで週初の下落幅を埋めきった。S&P500は0.82%高、ナスダック総合も0.92%高と続伸し、週初からはそれぞれ0.73%高、1.42%高となった。月曜日に1.20%を割り込んだ米10年債利回りは1.30%と前日比7ベーシスポイント上昇。投資家の不安心理を示すVIX指数は17.91ポイントと前日比1.82ポイント低下した。
S&P500の11セクターは、原油高を好感したエネルギーが3.53%高となったほか、金融、素材、資本財が1%超上昇し、IT、一般消費財、コミュニケーションも0.7%超上昇。一方、ディフェンシブ・セクターの公益が1.10%下落し、不動産、生活必需品も0.1-0.3%下落した。決算発表銘柄はチポトレ・メキシカン・グリルが11.54%高と急伸し、コメリカ、ユナイテッド航空が3-4%高、コカ・コーラが1.29%高となった。一方、弱い見通しが嫌気されたネットフリックスが3.28%安となり、インテューイティブ・サージカルも1.06%下落した。このほか、S&P500に採用されたモデルナは4.48%高となり、半導体のエヌビディアも4.29%上昇した。 海外市況 |
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21日の米株式市場で、中国ネット・IT株は軒並み高。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比0.23%高の211.08米ドルと続伸。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は1.47%高の180.51米ドルと続伸した。主な中国関連ネット・IT株の21日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):211.08米ドル(+0.23%) ■百度(BIDU):180.51米ドル(+1.47%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):29.16米ドル(+0.93%) ■JDドットコム(JD):75.30米ドル(+1.94%) ■ウェイボー(WB):61.78米ドル(+1.83%) ■ネットイース(NTES):113.04米ドル(-0.16%) ■モモ(MOMO):13.20米ドル(+1.38%) ■レンレン(RENN):11.06米ドル(+2.79%) ■滴滴出行(DIDI):11.50米ドル(+2.59%) ■捜狐(SOHU):23.14米ドル(+0.65%) ■チーター・モバイル(CMCM):2.20米ドル(+2.80%) ■テンセント・ミュージック(TME):11.67米ドル(+1.04%) |
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ADR銘柄終値一覧(21日):ハンセン指数の寄値目安は155.3ポイント高
ADR終値に基づく本日のハンセン指数の寄値目安は前日比155.3ポイント高
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