21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.60％高の3558.11ポイントだった。深セン成分指数は1.13％高の15180.93ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7405億1100万元だった。

　上海総合指数は小高く寄り付いた後、プラス圏で堅調に推移した。前日の米株高が好感されたほか、上海総合指数は前日まで3営業日続落した後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻しの動きが広がった。また、相互取引制度を通じた香港市場からの「北向き」資金の流入も相場を支えた。セクター別では、非鉄金属、セメント、電子部品などが買われたほか、河南省での記録的な大雨による水害の発生を受け、治水関連も高い。半面、石炭、観光、銀行などが売られた。

　上海B株指数は0.81％高の261.80ポイント、深センB株指数は1.93％高の1239.58ポイントだった。

                                 引値    前日比    騰落率 (%)

 上海総合指数                  3558.11     21.32      0.60

 上海B株指数                    261.80      2.10      0.81

 深セン成分指数               15180.93    169.58      1.13

 深センB株指数                 1239.58     23.48      1.93

 滬深300指数（CSI300指数）     5144.11     35.12      0.69

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