終値     前日比   騰落率

NYMEX原油 中心限月       71.65    -1.48    -2.02%

COMEX金 中心限月       1829.00     4.00     0.22%

LME銅 3カ月物          9391.88    49.18     0.53%

LMEアルミ 3カ月物      2519.00   -12.05    -0.48%

　16日の香港市場は上値の重い展開か。前日発表された中国の4−6月期の実質国内総生産（GDP、速報値）成長率は前年同期比7.9％となり、伸び率は市場予想の8.1％を下回ったものの、6月の鉱工業生産と小売売上高が予想から上振れたことで投資家心理が改善した。ただ、目新しい材料が見当たらない中、週末を前に積極的な売買は手控えられそうだ。一方、業務統計や業績見通しなどを手がかりに個別物色の動きが強まりそうだ。

　15日のNY株式相場は高安まちまち。市場予想を上回る決算発表が続いたものの、総じて利益確定売りが優勢の展開。ダウ平均は53.79米ドル高の34987.02米ドルと小幅続伸して終了し、節目の35000米ドルに迫った。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.70％安と3日続落。S&P500も0.33％安と反落した。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は、HSBC（00005）やAIAグループ（01299）、アリババ集団（09988）などが香港終値を下回って引けており、香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前日終値を90ポイント超下回って寄り付くことになる。

　15日のNY株式相場は高安まちまち。市場予想を上回る決算発表が続いたものの、総じて利益確定売りが優勢の展開。ダウ平均は53.79米ドル高(+0.15％)の34987.02米ドルと小幅続伸して終了し、節目の35000米ドルに迫った。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.70％安と3日続落。長期金利が低下したものの、エヌビディアなどの半導体株が下落したほか、アマゾン、アルファベット、アップル、マイクロソフトなどのハイテク・ジャイアントも売りに押された。S&P500も0.33％安と反落。公益、生活必需品などのディフェンシブ・セクターが上昇した一方、エネルギー、IT、一般消費財、コミュニケーションなどが下落した。

　ダウ平均採用銘柄は16銘柄が上昇し、14銘柄が下落。ナスダック100指数への組み入れが決まったハネウェル・インターナショナルが2.21％高、決算や見通し引き上げを好感したユナイテッドヘルスが1.28％高となり2銘柄でダウ平均を68米ドル押し上げた。一方、セールスフォース・ドットコムが2.00安となったほか、前日まで最高値更新を続けたマイクロソフト、アップルも0.5％前後下落した。朝方発表された新規失業保険申請件数は36.0万件と市場予想と一致。米10年債利回りは前日の1.35％から1.30％に低下した。

海外市況

 指標                      寄値     高値     安値     終値    前日比  騰落率

 NYダウ                  34924.81 34990.41 34762.87 34987.02    53.79   0.15

 S&P500                   4369.02  4369.02  4340.70  4360.03   -14.27  -0.33

 NASDAQ                  14635.78 14650.38 14451.80 14543.13  -101.82  -0.70

 CME225先物              28540.00 28555.00 27985.00 28090.00  -130.00  -0.46

 FT100                    7012.02  7012.02  7012.02  7012.02   -79.17  -1.11

 DAX                     15737.36 15737.36 15592.01 15629.66  -159.32  -1.00

 為替（ドル/円）           109.95   110.09   109.70   109.83    -0.12  -0.10


 ※CME225先物は円建て。前日比は前日の大証日中終値比を記載。