■薬明生物技術（02269）：2021年6月中間決算で純利益が前年同期比135％以上増加するとの見通しを発表した。

■周大福珠宝（01929）：2021年4−6月期（第2四半期）の小売売上高が前年同期比で69.8％増加したと発表した。うち中国本土は69.1％、香港・マカオは76.2％それぞれ増加した。既存店売上高は中国本土が42.8％増、香港・マカオが110.4％増だった。

■中国人民財産保険（02328）：2021年1−6月の保険料収入（中国会計基準）が2518億2500万元だったと発表した。前年同期比で2.5％増加した。1−5月の保険料収入が2026億2200万元だったことから、6月単月では前年同月比9.3％増の492億300万元となる。前月比では47.9％増加した。

                        終値     前日比   騰落率

NYMEX原油 中心限月       75.25     1.15     1.55%

COMEX金 中心限月       1809.90     4.00     0.22%

LME銅 3カ月物          9412.50     3.70     0.04%

LMEアルミ 3カ月物      2529.05    39.55     1.59%

　14日の香港市場は米株安の流れを引き継ぎ売りが先行するか。前日のNY市場で主要3指数はそろって反落。6月の米消費者物価指数（CPI）の上振れを受けて長期債利回りが上昇したことが嫌気されたほか、金融株の下落が重しとなった。また、前日までハンセン指数は3日続伸していることもあり、利益確定の売りが出やすくなりそうだ。一方、米国では14日に米連邦準備理事会（FRB）のパウエル議長の議会証言、中国本土ではあすに4−6月期国内総生産（GDP）など主要経済指標の発表を控えており、様子見ムードも広がると予想する。

　13日の香港株の米国預託証券（ADR）は、中国生物製薬（01177）などが香港終値を上回った半面、ハイテク株のテンセント（00700）やアリババ集団（09988）、金融株のHSBC（00005）や中国建設銀行（00939）などが香港終値を下回って引けた。香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前日終値を80ポイント超下回って寄り付くことになる。