■華潤置地（01109）：2021年6月の不動産販売額（成約ベース、子会社含む）は前年同月比21.8％増の387億1000万元だった。1−6月累計では前年同期比48.7％増の1648億元。

■遠洋集団（03377）：2021年6月の不動産販売額（成約ベース）は前年同月比14.5％増の115億4000万元だった。1−6月累計では前年同期比25.2％増の523億7000万元。

■裕元工業（00551）：2021年6月の純売上高は前年同月比8.7％増の7億8800万米ドルだった。1−6月累計では前年同期比17.7％増の48億700万米ドルとなった。

                        終値     前日比   騰落率

NYMEX原油 中心限月       74.10    -0.46    -0.62%

COMEX金 中心限月       1805.90    -4.70    -0.26%

LME銅 3カ月物          9408.80   -85.76    -0.90%

LMEアルミ 3カ月物      2489.50     2.36     0.09%

　13日の香港市場は上値の重い展開か。中国本土できょう6月貿易統計、15日に4−6月期国内総生産（GDP）など主要経済指標が発表されるほか、米国で13日に6月の米消費者物価指数（CPI）の発表、14日に米連邦準備理事会（FRB）のパウエル議長の議会証言が予定されている。国内の重要イベントを前に、内容を見極めたい投資家は積極的な取引を控えそうだ。

　中国当局のインターネット・プラットフォーム企業への統制の強化も引き続き重荷になりそうだ。IT大手のテンセント（00700）を巡り、中国の市場監督管理総局が先週末に同社傘下のゲーム動画配信会社の合併の差し止めを発表したほか、音楽配信子会社のテンセント・ミュージック・エンターテインメント・グループ（TME）に対して音楽版権の独占を放棄するよう求める見通しだと外電が伝えた。ハイテク株は足元の調整で値ごろ感が強まっているものの、政策リスクへの警戒感から買い戻しは入りづらい可能性がある。

　前日のNY市場でダウ平均は続伸し、連日で過去最高値を更新した。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も過去最高値を更新した。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は、テンセントが香港終値を下回った半面、HSBC（00005）、アリババ集団（09988）、AIAグループ（01299）が上回って引けた。香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前日終値を約90ポイント上回って寄り付くことになる。