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指数: 15分ディレイ
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8日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて軟調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比3.92%安の199.85米ドルと6営業日続落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も3.74%安の175.88米ドルと6営業日続落した。主な中国関連ネット・IT株の8日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):199.85米ドル(-3.92%) ■百度(BIDU):175.88米ドル(-3.74%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):31.99米ドル(-4.34%) ■JDドットコム(JD):70.89米ドル(-2.49%) ■ウェイボー(WB):59.72米ドル(+0.34%) ■ネットイース(NTES):105.36米ドル(-1.91%) ■モモ(MOMO):13.81米ドル(-2.26%) ■レンレン(RENN):11.48米ドル(-1.88%) ■捜狐(SOHU):18.95米ドル(+1.17%) ■チーター・モバイル(CMCM):2.05米ドル(-2.38%) ■テンセント・ミュージック(TME):12.69米ドル(-7.03%) |
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8日のNY株式相場は反落。世界各国でコロナ変異株による感染拡大が続く中、東京で緊急事態宣言が発出されたほか、米国では新規失業保険申請件数が予想以上に増加し、景気回復のピークアウト懸念が強まった。リスク回避の強まりで米国債が買われた(利回りは低下)一方、史上最高値圏で推移する米国株は幅広い銘柄が売りに押された。ダウ平均は朝方に536米ドル安まで下落し、259.86米ドル安(-0.75%)で終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.86%安、0.72%安で終了し、主要3指数がそろって反落した。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の16.20ポイントから一時21.29ポイントまで上昇し、19.00ポイントで終了した。業種別ではS&P500の全11セクターが下落。金融、資本財、素材などの景気敏感セクターが下落率上位に並び、コミュニケーション、ITなどのグロース・セクターも1%前後下落した。
寄り前に発表された新規失業保険申請件数(7月3日終了週)は37.3万件と市場予想の35.0万件を上回る増加となり、前回発表分も36.4万件から37.1万件に修正された。6日発表の6月ISM非製造業PMIのスローダウンに続き、雇用の回復にも陰りがみられた。好景気下の低インフレというゴルディロックス状態を背景に上昇を続けた米国株は、クルーズ、空運などの経済活動再開銘柄から半導体株まで幅広い銘柄が売りに押された。一方、リスク回避で米国債が買われ、今年3月に1.77%台まで上昇した米10年債利回りは、前日の1.32%台から一時1.25%まで低下。利ザヤ縮小による収益悪化懸念からバンク・オブ・アメリカなどの金融株が軒並み下落した。 海外市況 |
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