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指数: 15分ディレイ
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8日の香港市場は上値の重い展開か。中国政府が海外に上場する中国企業への監督・管理を強化する動きを強めており、関連銘柄が引き続き売られて相場の重しとなりそうだ。外電によれば、中国政府は中国本土外に登記されている場合でも、海外上場にあたっては中国証券監督管理委員会(CSRC)の認可取得を義務付ける方向でルール変更を検討しているもよう。また、変動持ち分事業体(VIE)モデルによりすでに上場している企業についても、影響が及ぶ可能性があるとみられている。
ただ、ハンセン指数は前日まで7営業日続落し、心理的節目の28000ポイントを下回り、5月13日以来、約1カ月半ぶり安値で取引を終えており、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がりそうだ。 7日のNY株式相場はおおむね堅調。取引時間午後に公表されたFOMC議事要旨で資産購入の段階的縮小(テーパリング)の開始をさほど急ぐものではなかったことが明らかになった。長期金利が低下する中、景気回復ペースのピークアウトも意識されたことで、アップルなどのハイテク・ジャイアントへの資金流入が続いた。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)や中国生物製薬(01177)が香港終値を上回って引けた半面、テンセント(00700)やアリババ集団(09988)が下回って引けており、香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前日終値を約80ポイント下回って寄り付くことになる。 |
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7日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて軟調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比1.70%安の208.00米ドルと5営業日続落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も2.27%安の182.71米ドルと5営業日続落した。主な中国関連ネット・IT株の7日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):208.00米ドル(-1.70%) ■百度(BIDU):182.71米ドル(-2.27%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):33.44米ドル(-2.85%) ■JDドットコム(JD):72.70米ドル(+0.43%) ■ウェイボー(WB):59.52米ドル(+3.08%) ■ネットイース(NTES):107.41米ドル(-2.02%) ■モモ(MOMO):14.13米ドル(-2.35%) ■レンレン(RENN):11.70米ドル(+0.78%) ■捜狐(SOHU):18.73米ドル(-2.70%) ■チーター・モバイル(CMCM):2.10米ドル(-4.55%) ■テンセント・ミュージック(TME):13.65米ドル(-3.19%) |
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