■小鵬汽車（09868）：香港メインボードにきょう上場する。6日、個人投資家向けの公募倍率が14.73倍だったと発表した。公開価格（165.00HKドル）に基づく上場後の時価総額は2791億2516万1600HKドル。

■吉利汽車（00175）：2021年6月の新車販売台数（50％出資の合弁事業が販売するLynk & Coブランド車を含む）が前年同月比9％減の10万163台だったと発表した。前月比では4％増。1−6月累計の販売台数は前年同期比19％増の63万237台で、21年通期販売目標（153万台）の達成率は41％となった。

■中国広核電力（01816）：2021年1−6月期の原子力発電の発電量が前年同期比5.1％増の10万1127ギガワット時（GWh）、電力販売量が同5.4％増の9万5227GWhだったと発表した。

　7日の香港市場は売りが先行するか。中国政府が6日大引け後、海外に上場する中国企業への監督・管理を強化する方針を発表したことで、米国や香港市場に重複上場するネット企業などを中心に売りが広がり、相場を押し下げる展開になりそうだ。ただ、ハンセン指数は前日まで6営業日続落し、連日で5月14日以来ほぼ1カ月半ぶりの低水準で終えただけに、自律反発を狙った買いも入ると予想する。

　休場明け6日のNY市場でダウ平均は208米ドル安と5営業日ぶりに反落。米6月ISM非製造業総合指数（PMI）が市場予想を下回ったことなどを受けて景気敏感株が総じて軟調となった。一方、弱い経済指標を受けて長期金利が低下したことなどからハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3営業日続伸した。6日の香港株の米国預託証券（ADR）は、主力株ではHSBC（00005）、テンセント（00700）、中国建設銀行（00939）、AIAグループ（01299）、アリババ集団（09988）がそろって香港終値を下回って引けた。香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前日終値を約240ポイント下回って寄り付くことになる。