週明け28日の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸して始まった。前週末のNY市場が上昇した流れを引き継ぎ、買いが優勢となっている。ただ、上海総合指数は前週末まで5日続伸し、約2週間ぶりに心理的節目の3600ポイントを回復した後とあって、一服感から上値は重くなっている。

　指数は日本時間午前10時40分現在、前日比0.01％高の3607.94ポイントで推移している。セクター別では、電力は酒造、航空・宇宙などが買われる半面、石炭、鉄鋼、証券などが売られている。

　香港証券取引所は28日朝方、同日前場の取引を中止すると発表した。香港天文台が黒色暴雨（ブラックレインストーム）警報を発令したことに対応する措置。警報レベルが現地時間の正午までに引き下げられた場合、後場に取引を再開するが、維持されれば後場の取引も引き続き中止する。

                                 始値    前日比    騰落率 (%)

 上海総合指数                  3612.25      4.69      0.13

 上海B株指数                    254.72     -0.05     -0.02

 深セン成分指数               15049.77     45.92      0.31

 深センB株指数                 1193.89      1.93      0.16

 滬深300指数（CSI300指数）     5253.61     13.64      0.26