23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.46％高の3573.61ポイントだった。深セン成分指数は1.03％高の14847.50ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6482億300万元だった。

　上海総合指数は序盤にマイナス圏に沈む場面もみられたものの、再びプラス圏に浮上し、上げ幅を拡大した。中国新疆ウイグル自治区で産出する多結晶シリコンを巡り、米中対立などが警戒されたが、前日のNY市場が上昇した流れを引き継いだ。米連邦準備理事会（FRB）のパウエル議長が22日の議会証言でインフレ加速は一時的との見方を改めて強調し、早期の利上げ観測に対する警戒感がやや後退した。セクター別では、電子部品や港湾、石炭が買われた半面、酒造、石油、造船などが売られた。

　上海B株指数は0.31％高の251.36ポイント、深センB株指数は0.71％高の1182.17ポイントだった。

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                                 引値    前日比    騰落率 (%)

 上海総合指数                  3573.61     16.20      0.46

 上海B株指数                    251.36      0.77      0.31

 深セン成分指数               14847.50    151.21      1.03

 深センB株指数                 1182.17      8.31      0.71

 滬深300指数（CSI300指数）     5161.82     39.66      0.77