■午後0時までの記事一覧：

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　18日の中国本土株式市場で上海総合指数は安く寄り付いた後に下げ幅を縮小し、前日終値付近でもみ合う展開。米国の早期利上げ観測を受けて米ドルに対して人民元安が進み、外資の流出が警戒される半面、米中関係の改善への期待が相場を支えている。米国のサリバン大統領補佐官は17日、バイデン米大統領と中国の習近平国家主席の対面または電話での会談を検討していることを明らかにした。

　指数は日本時間午前10時45分現在、前日比0.01％安の3525.40ポイントで推移している。セクター別では、石炭、石油、鉄鋼、非鉄金属など素材・エネルギー関連が安い。半面、医療、航空機製造・宇宙関連、酒造が堅調。

　18日の香港市場でハンセン指数は小高く寄り付いた後、プラス圏で推移している。前日のNY市場で長期金利の低下を受けてハイテク株が買われた流れを引き継ぎ、香港市場でもハイテク株が買われて相場を支えている。一方、石油株や金融株が売られて相場の重しとなっている。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.37％高の28664.09ポイントで推移している。個別では、安踏体育用品（02020）や舜宇光学科技（02382）が大きく買われているほか、美団（03690）やBYD（01211）も高い。半面、ペトロチャイナ（00857）やシノペック（00386）、HSBC（00005）が売られている。