27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日続伸。前場終値は前日比0.18％高の3599.81ポイントだった。深セン成分指数は0.38％高の14849.17ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5822億1100万元だった。

　上海総合指数は、最近の急ピッチな上昇を受けて序盤は利益確定の売りが先行したが、中国商務部が27日、米国との通商交渉を担当する劉鶴副首相が米通商代表部（USTR）のタイ代表と電話協議したと発表したことを受け、一気に上げ幅を拡大。心理的節目の3600ポイントを回復したが、勢いは続かず、同水準をわずかに下回って前場の取引を終えた。セクター別では、電子部品や通信、石炭が買われた半面、銀行、保険、製紙などが売られた。

　上海B株指数は0.14％高の250.87ポイント、深センB株指数は0.07％高の1155.83ポイントだった。

                                 引値    前日比    騰落率 (%)

 上海総合指数                  3599.81      6.45      0.18

 上海B株指数                    250.87      0.36      0.14

 深セン成分指数               14849.17     55.49      0.38

 深センB株指数                 1155.83      0.81      0.07

 滬深300指数（CSI300指数）     5322.40      1.81      0.03

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