■小米集団（01810）：きょう2021年1−3月期決算を発表する。直前のファクトセットの市場コンセンサス予想は売上高が721億1200万元、純利益が40億7100万元。

■阿里健康（00241）：2021年3月本決算は純利益が3億4900万元となり、前年の700万元の赤字から黒字転換した。黒字額は直前のファクトセットの市場コンセンサス予想（5億4700万元）を下回った。売上高は前年比61.7％増の155億1800万元。

■キングソフト（03888）： 2021年1−3月期決算は売上高（継続事業のみ）が前年同期比33.1％増の15億6000万元、純利益が同18.6倍の1億1700万元だった。

                        終値     前日比   騰落率

NYMEX原油 中心限月       66.07     0.02     0.03%

COMEX金 中心限月       1898.00    13.50     0.72%

LME銅 3カ月物          9918.00   -29.00    -0.29%

LMEアルミ 3カ月物      2367.13   -19.87    -0.83%

　26日の香港市場は上値の重い展開か。前日のNY株式相場は上昇が一服。米4月新築住宅販売件数や米5月消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことで米長期債利回りが低下し、ダウ平均は朝方に上昇したが、4日ぶりに反落して終了。ハイテク株主体のナスダック総合も上昇後に上げ幅を縮小し、ほぼ変わらずで終了した。

　一方、前日の中国本土株式相場で上海総合指数は大幅に続伸。人民元高を背景に海外からの資金流入も相次ぎ、売買代金は約3カ月ぶりに1兆元の大台を突破した。中国本土市場が引き続き堅調に推移すれば、香港市場でも買い安心感が広がりそうだ。

　ただ、ハンセン指数は4月29日以来ほぼ1カ月ぶりの高値圏にあるだけに積極的な買いにつながる目新しい材料が見つからない中、利益確定の売りが広がる可能性もある。前日の香港株の米国預託証券（ADR）は、中国生物製薬（01177）やAIAグループ（01299）が香港終値を上回って引けた半面、HSBC（00005）やテンセント（00700）が下回って引けた。