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指数: 15分ディレイ
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20日の中国本土株式市場で上海総合指数は、前日のNY市場が下落した流れを引き継ぎ、続落して始まった。前日のNY市場では、暗号資産(仮想通貨)のビットコインの急落で市場心理が悪化したほか、同日に公表された4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、多くの委員が米国債など資産購入の縮小の議論を始める可能性を示唆していたことが分かり、金融緩和の縮小に対する警戒感が重荷となった。また、中国の国務院(内閣に相当)が19日の常務会議で鉄鋼や石炭の価格高騰を抑制する措置を打ち出し、関連銘柄が売られて重荷になっている。
指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.24%安の3502.43ポイントで推移している。セクター別では、鉄鋼や石炭がほぼ全面安となっているほか、非鉄金属や石油も安い。半面、酒造や証券、造船が買われている。 |
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休場明け20日の香港市場でハンセン指数は反落スタート。米株安に加え、休場だった前日に本土市場も軟調に推移していたことから、売りが先行している。19日に公表された4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、多くの委員が米国債など資産購入の縮小の議論を始める可能性を示唆していたことが分かり、金融緩和の縮小に対する警戒感も重荷となっている。
指数は日本時間午前10時39分現在、前営業日比0.49%安の28454.23ポイントで推移。個別では、休場前に買われていた石油メジャーのペトロチャイナ(00857)、シノペック(00386)、CNOOC(00883)や不動産株の碧桂園(02007)が大幅に反落。銀行株の中銀香港(02388)、医薬株の石薬集団(01093)も安い。半面、民営自動車メーカーの吉利汽車(00175)、スマホ部品メーカーの瑞声科技(02018)、ネット関連株の美団(03690)が逆行高。 |
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始値 前日比 騰落率 (%) |
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