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12日の香港市場は買い戻し優勢か。ハンセン指数は前日まで3営業日続落し、3月25日以来、約1カ月半ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がりそうだ。中国本土から香港株に投資する「港股通」(サウスバウンド・トレーディング)は11日、成約ベースで49億HKドル超の買い越しとなっており、テンセント(00700)や小米集団(01810)、美団(03690)などを中心に資金が流入しており、この流れが続けば、相場の押し上げ材料となりそうだ。
11日のNY株式相場は続落。ダウ平均は473米ドル安と大幅続落した一方、ハイテク株主体のナスダック総合は一時2.20%安まで下落したが、0.09%安とほぼ変わらずで終了した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、テンセントやアリババ集団(09988)、AIAグループ(01299)などが香港終値を上回って引けており、香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前日終値を100ポイント超上回って寄り付くことになる。 ただ、市場では今晩発表される米国の物価統計に注目が集まっており、結果を見極めようと様子見ムードが広がる可能性もある。また、インターネット・プラットフォーム大手に対する中国当局の監督強化の動きも引き続き警戒されており、相場の重しとなりそうだ。 |
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11日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて堅調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比0.84%高の221.38米ドルと反発。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も3.42%高の189.72米ドルと反発した。主な中国関連ネット・IT株の11日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):221.38米ドル(+0.84%) ■百度(BIDU):189.72米ドル(+3.42%) ■トリップ・ドット・コム(TCOM):37.16米ドル(+0.95%) ■JDドット・コム(JD):72.78米ドル(+1.93%) ■ウェイボー(WB):47.89米ドル(-1.60%) ■ネットイース(NTES):106.45米ドル(+0.86%) ■モモ(MOMO):14.16米ドル(+1.36%) ■レンレン(RENN):9.02米ドル(-1.42%) ■捜狐(SOHU):17.72米ドル(+2.31%) ■チーター・モバイル(CMCM):2.11米ドル(+4.98%) ■テンセント・ミュージック(TME):15.18米ドル(-0.33%) |
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11日のNY株式相場は続落。前日に大きく下落したハイテク・グロース株が、この日も大幅に下落してスタートしたが、売りがエネルギー、金融、資本財などの景気敏感セクターにも広がった。一方、ハイテク・グロース株は午後の取引で買い戻しが優勢となり、アマゾン・ドット・コムやネットフリックス、フェイスブックが上昇して終了。アップルも3.21%安まで下落後、0.74%安で終了し、テスラは5.30%安まで下落後、1.88%安で終了した。ダウ平均は667米ドル安まで下落し、473.66米ドル安(-1.36%)で終了し、S&P500も1.84%安まで下落後、0.87%安で終了。ハイテク株主体のナスダック総合は一時2.20%安まで下落したが、0.09%安とほぼ変わらずで終了した。前日に4.66%安となったフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は0.30%高と反発。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日比+2.18の21.84ポイントに上昇した。
S&P500の11セクターは素材が唯一上昇し、エネルギー、金融、資本財、公益、不動産など10セクターが下落。NY原油が0.55%高と3日続伸する中、エネルギーが2.56%安と下落率トップとなった。ダウ平均採用銘柄は、セールスフォース・ドットコム、ナイキが0.5-0.7%上昇した一方、トラベラーズ、ホーム・デポが3%超下落し、アメリカン・エキスプレス、シェブロン、ゴールドマン・サックス、ユナイテッドヘルスが2%超下落した。 海外市況 |
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