終値     前日比   騰落率

NYMEX原油 中心限月       65.01     1.15     1.80%

COMEX金 中心限月       1768.30    -5.60    -0.32%

LME銅 3カ月物          9949.42   117.80     1.20%

LMEアルミ 3カ月物      2416.80    17.30     0.72%

　30日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。前日に続伸して3月18日以来6週間ぶりの高値圏にあるだけに、利益確定売りが先行した。寄り付き前に発表された2021年4月の中国製造業購買担当者景気指数（PMI）は51.1と、市場コンセンサス予想（51.7）を下回り、投資家心理を冷やしたもよう。

　指数は日本時間午前10時46分現在、前日比1.30％安の28922.68ポイントで推移している。個別では、ハイテク株の美団（03690）、アリババ集団（09988）、テンセント（00700）の下げが目立つ。カジノ株の銀河娯楽（00027）とサンズ・チャイナ（01928）も売られている。半面、石油株のペトロチャイナ（00857）とCNOOC（00883）、英金融大手HSBC（00005）が買われた。

　30日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落スタート。前日まで3日続伸した後とあって利益確定売りが出やすいほか、連休を前に持ち高調整の売りが警戒されている。寄り付き前に発表された2021年4月の中国製造業購買担当者景気指数（PMI）が51.1となり、市場コンセンサス予想（51.7）を下回ったことも嫌気されている。

　指数は日本時間午前10時41分現在、前日比0.48％安の3458.11ポイントで推移。セクター別では、軍需、石炭、通信キャリア、銀行が安い。半面、化学繊維、医療、製薬が買われている。