週明け26日の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に3営業日続伸。前場終値は前営業日比0.08%高の29102.10ポイントだった。中国企業指数は0.16%安の11049.64ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で809億3000万HKドル。
ハンセン指数は方向感を欠いた。小高く寄り付いた後マイナス圏に沈み、その後再び上昇に転じたものの、次第に上げ幅を縮小して前場の取引を終えた。前週末の米株高が好感された半面、前週末のハンセン指数は心理的節目の29000ポイントを回復して終えたことから利益確定売りが出た。50日移動平均線(24日前引け時点で29169.38ポイント)が上値抵抗線として意識されているもよう。
個別では、ハイテク株の美団(
03690)が3%を超える上昇となったほか、時価総額の大きい香港証券取引所(
00388)やAIAグループ(
01299)も買われ、指数を押し上げた。マカオカジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)や銀河娯楽(
00027)も高い。一方、食品飲料株のバドワイザーAPAC(
01876)や中国蒙牛乳業(
02319)、医薬品株の石薬集団(
01093)、不動産株の碧桂園(
02007)、中国海外発展(
00688)、龍湖集団(
00960)などが安い。