マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.90%高の29014.32ポイントだった。中国企業指数は0.99%高の11047.43ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で790億5000万HKドル。
ハンセン指数は小安く寄り付き、序盤に上げ幅を拡大。ハイテク株や中国内需関連が買いを集め、指数は心理的節目の29000ポイントを上抜けた。好業績の銘柄を物色する動きも相場を押し上げた。新型コロナウイルス変異株の感染拡大への警戒感がくすぶる半面、ワクチン接種の普及に伴い経済活動が再開するとの見方は根強い。 個別では、ハイテク株の美団(03690)、阿里健康(00241)、舜宇光学科技(02382)、アリババ集団(09988)が大幅に上昇。医薬品株の薬明生物技術(02269)と石薬集団(01093)、消費財のバドワイザーAPAC(01876)、安踏体育用品(02020)も買われている。一方、石油株のシノペック(00386)が安い。不動産株の華潤置地(01109)と中国海外発展(00688)、恒隆地産(00101)はそろって下げた。 |
|
||
引値 前日比 騰落率 (%) |
|
||
23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに小反発。前場終値は前日比0.05%高の3466.68ポイントだった。深セン成分指数は0.75%高の14315.57ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4993億2700万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、ほどなくしてプラス圏に浮上。前日まで3日続落した後とあって、反発狙いの買いが相場を支えた。22日から開かれた米国主催の気候変動サミットに習近平国家主席がビデオ方式で出席し、対立を深める米中が気候変動対策では協力していく姿勢を示したことも好感されたもよう。もっとも、上値の重さが目立ち、前引け前に指数が上げ幅を縮め、かろうじてプラス圏で引けた。 セクター別では、医療、鉄鋼が高い。半面、習主席が石炭の消費を減らしていく方針を表明したことを嫌気し、石炭が売られた。観光・ホテル、造船、通信キャリアも下げた。 上海B株指数は0.55%安の250.44ポイント、深センB株指数は0.31%安の1160.66ポイントだった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
レポート |