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20日の米株式市場で、中国ネット・IT株は軒並み安。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比2.09%安の229.88米ドルと6営業日続落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も0.91%安の207.99米ドルと続落した。主な中国関連ネット・IT株の20日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):229.88米ドル(-2.09%) ■百度(BIDU):207.99米ドル(-0.91%) ■トリップ・ドット・コム(TCOM):36.61米ドル(-1.08%) ■JDドット・コム(JD):74.55米ドル(-3.12%) ■ウェイボー(WB):47.70米ドル(-2.97%) ■ネットイース(NTES):106.73米ドル(-0.09%) ■モモ(MOMO):14.29米ドル(-2.39%) ■レンレン(RENN):7.53米ドル(-6.69%) ■新浪(SINA):43.26米ドル(0%) ■捜狐(SOHU):18.35米ドル(-0.70%) ■チーター・モバイル(CMCM):2.06米ドル(0%) ■テンセント・ミュージック(TME):16.99米ドル(-4.71%) |
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20日のNY株式相場は続落。好決算発表が続いたものの、世界的なコロナ感染拡大による景気回復の遅れが懸念されたほか、主要3指数が最高値圏にあることで高値警戒感も強まった。空運、クルーズなどの経済活動再開銘柄が幅広く下落したほか、ハイテク株も総じて利益確定売りに押された。ダウ平均は390米ドル安まで下落し、256.33米ドル安(-0.75%)で終了。S&P500は0.68%安、ハイテク株主体のナスダック総合も0.92%安と、3指数がそろって2日続落した。ダウ平均採用銘柄は、決算が好感されたIBM、ジョンソン・エンド・ジョンソンが2-3%上昇した一方、ボーイング、ナイキ、ゴールドマン・サックス、ダウ・インクが3-4%下落。新製品を発表したアップルも1.3%下落した。
WHOが世界的のコロナ感染が最高レベルに向かっていると警告したほか、ワクチン接種が進む米国でも、1日当たりの新規コロナ感染者数が6万7000件以上となったことで、景気の先行き懸念が強まった。S&P500の11セクターは公益、不動産、生活必需品、ヘルスケアのディフェンシブ・セクターが上昇した一方、エネルギー、金融、一般消費財、資本財、素材などの景気敏感セクターが軒並み下落した。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日比+1.39の18.68ポイントと2日連続で上昇した。 引け後に決算を発表したネットフリックスは時間外で一時10%超下落。1-3月期の売上高と利益が市場予想を上回ったが、有料会員数が予想を大きく下回ったことが嫌気された。 海外市況 |
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