5日の香港市場は清明節振り替えにつき休場。6日（火）もイースターマンデー振り替えの連休で休場となる。取引は7日（水）から再開される。

　本土市場では上海総合指数が週間で1.9％高と続伸した。ワクチン接種の進展による世界的な経済活動の正常化期待を背景に週初からおおむね堅調に推移。前週末に発表された1−2月の工業企業利益が強い内容だったことに加え、企業の1−3月期の業績見通しに対する期待も支援材料となった。31日は前日の米株安を嫌気して4日ぶりに反落したものの、その後もハイテク株などに買い戻しが入り、上海総合指数は週末2日に終値で約1カ月ぶり高値をつけた。

　　　　　　　　　　終値　 騰落率 　 週初来　 年初来
03月29日 [月]　　3435.30　+0.5%　　+0.5%　　-1.1%
03月30日 [火]　　3456.68　+0.6%　　+1.1%　　-0.5%
03月31日 [水]　　3441.91　-0.4%　　+0.7%　　-0.9%
04月01日 [木]　　3466.33　+0.7%　　+1.4%　　-0.2%
04月02日 [金]　　3484.39　+0.5%　　+1.9%　　+0.3%

　香港市場は2日がグッドフライデーで休場のため4日間の取引。ハンセン指数は4日間で2.1％高と反発した。米アルケゴス問題やウイグル族問題への警戒感が相場の重しとなったものの、米国や中国市場の上昇が相場を支えて3月30日まで3日続伸。米長期金利の上昇を受けて31日は4日ぶりに反落したが、4月1日は米長期金利の上昇一服を受けてハイテク株に買い戻しが入り、ハンセン指数は2週間ぶり高値をつけた。

　　　　　　　　　　終値　　 騰落率　 週初来 　年初来
03月29日 [月]　　28338.30　+0.0%　　+0.0%　　+4.1%
03月30日 [火]　　28577.50　+0.8%　　+0.9%　　+4.9%
03月31日 [水]　　28378.35　-0.7%　　+0.1%　　+4.2%
04月01日 [木]　　28938.74　+2.0%　　+2.1%　　+6.3%
04月02日 [金]　　休場