■SMIC（00981）：2020年12月本決算で純利益は前年比3倍の7億1600万米ドルに上った。ファクトセットがまとめた直前のコンセンサス予想と一致。売上高は前年比25.4％増の39億700万米ドル。

■中国恒大集団（03333）：2020年12月本決算で純利益は前年比53.3％減の80億7600万元となり、ファクトセットがまとめた直前のコンセンサス予想（223億6100万元）を大幅に下回った。売上高は前年比6.2％増の5072億4800万元。

■思摩爾国際（06969）：2020年12月本決算で純利益は前年比10.4％増の24億元となり、ファクトセットがまとめた直前のコンセンサス予想（30億7400万元）を下回った。売上高は前年比31.5％増の100億1000万元。

                        終値     前日比   騰落率

NYMEX原油 中心限月       59.16    -1.39    -2.30%

COMEX金 中心限月       1715.60    29.60     1.76%

LME銅 3カ月物          8824.50    51.15     0.58%

LMEアルミ 3カ月物      2213.44   -17.56    -0.79%

　1日の香港市場は上値の重い展開か。あすから始まる5連休を前に、見送り気分が広がりそうだ。心理的節目の29000ポイントが引き続き上値抵抗として意識される半面、前日に発表された3月の中国製造業購買担当者景気指数（PMI）の予想上振れなどを受けた中国経済の回復に対する期待が相場を支えるだろう。

　前日のNYの市場で主要指数はまちまち。ダウ平均は小幅に続落し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3営業日ぶりに反発した。足元で買われていた景気敏感株が短期的な過熱感から売られた一方、米長期金利の上昇一服を受けてハイテク・グロース株が買われた。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は、主力株ではHSBC（00005）香港終値を下回った半面、AIAグループ（01299）やテンセント（00700）などが上回って引けた。香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前日終値を180ポイント超上回って寄り付くことになる。