18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.55％高の3464.33ポイントだった。深セン成分指数は1.00％高の13947.95ポイントと3日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4622億3300万元だった。

　上海総合指数は小高く寄り付いた後、プラス圏で堅調に推移した。米連邦準備理事会（FRB）が17日の米連邦公開市場委員会（FOMC）で、2023年末まで現行のゼロ金利政策を続けるとの予想を示したことなどを受け、前日のNY市場が上昇した流れを引き継いだ。ただ、米中外交トップ会談が米アラスカ州のアンカレジで行われる予定で、内容を見極めようと様子見ムードも広がっているもよう。セクター別では、製紙、酒造、化学繊維などが買われる半面、石炭、通信、港湾・海運などが売られている。

　上海B株指数は0.09％安の244.34ポイント、深センB株指数は0.50％高の1119.53ポイントだった。

                                 引値    前日比    騰落率 (%)

 上海総合指数                  3464.33     18.78      0.55

 上海B株指数                    244.34     -0.21     -0.09

 深セン成分指数               13947.95    138.18      1.00

 深センB株指数                 1119.53      5.53      0.50

 滬深300指数（CSI300指数）     5136.11     35.25      0.69

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