週明け15日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。ハンセン指数は前週末に2％超下落した後とあって、買い戻す動きが優勢となっているもよう。ただ、中国の主要経済指標の発表をきょう午前に控え、様子見ムードも広がり、上値は重くなっている。

　指数は日本時間午前10時42分現在、前営業日比0.05％高の28754.17ポイントで推移している。個別では、米連邦地裁が軍事企業リストから除外するよう仮命令を出した小米集団（01810）が10％超の大幅高となっているほか、チャイナ・モバイル（00941）やAIAグループ（01299）、シノペック（00386）などが買われている。半面、きょうからハンセン指数に加わった阿里健康（00241）が売られている他、テンセント（00700）も安い。

                                 始値    前日比    騰落率 (%)

 上海総合指数                  3441.88    -11.20     -0.32

 上海B株指数                    245.71      0.01      0.00

 深セン成分指数               13793.52   -103.51     -0.74

 深センB株指数                 1112.57      0.19      0.02

 滬深300指数（CSI300指数）     5116.12    -30.26     -0.59

                                 始値    前日比    騰落率 (%)

 ハンセン指数                 28923.95    184.23      0.64

 中国企業指数                 11272.47     99.52      0.89

 レッドチップ指数              4090.11     15.66      0.38